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ハンバリ米国で裁判へ

January 18, 2010 3:35 AM { kategori: }

バリ島爆弾テロなどに関与

キューバのグアンタナモ基地閉鎖で

 オバマ米大統領が就任直後の昨年一月、キューバ・グアンタナモ米海軍基地内のテロ容疑者収容施設の閉鎖を命じたことに絡み、米政府は同施設で未決拘禁中のインドネシア人、ハンバリ容疑者(四三、本名リドゥアン・ビン・イサムディン)の審理を近く、ワシントンで行うことを検討している。東南アジアの地下組織ジュマ・イスラミア(JI)の軍事指導者として、日本人観光客を含む二百二人の死者を出した二〇〇二年のバリ島爆弾テロなど、インドネシアにおける一連の爆弾テロを首謀し、国際テロ組織アルカイダと連絡を取ってきたとされる同容疑者の身柄について、インドネシア政府は本国送還を訴えてきたが、米政府は〇一年の米同時多発テロの容疑者らとともに米国内で裁く方針を固めた。
 外電によると、ハンバリ容疑者は、約二百人のグアンタナモの収容者のうち、米国内で審理にかけられる約百人のうちの一人となり、厳重警備体制が敷かれるワシントンが公判場所に挙がっている。米国内で裁かれるテロ容疑者は、オバマ米大統領の地元イリノイ州のトムソン刑務所に移送される予定となっている。

 一方で、ハンバリ容疑者と接触があり、米同時多発テロの首謀者の一人とされるハリド・シェイク・モハメド容疑者は、テロで崩壊した世界貿易センター付近の裁判所で裁くとオバマ大統領が発表。これに対する反発も米国内で出ており、ハンバリ容疑者の公判場所も変更される可能性がある。

■本国での裁判要求

 ハンバリ容疑者は西ジャワ州チアンジュール出身。JIの軍事指導者とされ、〇三年八月、潜伏先のタイで米国の中央情報局(CIA)に拘束された。
 米国防省は〇七年、同容疑者が二〇〇〇年にインドネシア各地で起こったクリスマスイブ教会同時爆破テロ、〇二年のバリ島をはじめとする一連の爆弾テロへの関与を否定した供述調書を公開した。
 これによると、ハンバリ容疑者は、インドネシアでの一連の爆弾テロについて「まったく関係がない」と全面的に関与を否認。ブッシュ前政権は、同容疑者がJIの実権を握ってアルカイダと接触し、JIを支援するパキスタンの学生組織を通じてテロ要員をリクルートしたと指摘し、インドネシア政府が要求した面会を拒否していた。
 しかし、オバマ政権になり、ヒラリー・クリントン米国務長官が昨年二月、インドネシアを訪問する直前、インドネシア国家警察対テロ特殊部隊の高官がグアンタナモ基地で同容疑者との面会を許可され、一連の爆弾テロ事件への関与について尋問、「ハンバリはインドネシアで裁きを受けたいと話した」と明らかにしていた。
 バリ島爆弾テロの実行犯で、現在は警察のテロ捜査に協力しているアリ・イムロン受刑者(終身刑)は、「ハンバリ容疑者はクリスマスイブ教会同時爆破テロの首謀者だが、バリ島爆弾テロには、同容疑者は海外逃亡中だったため関与していない」と供述しており、一連のテロへの関与は依然として不明な点が多い。















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