株式会社ワイドの借入残額は消費者金融アペンタクルに返済する?

私は35歳になる公務員ですが株式会社ワイドから借りていたお金を返済できず残したままにしていましが、最近、その返済についてアペンタクルという消費者金融から取り立ての催促を受けました。
アペンタクルという会社はワイドとどういう関係なのでしょうか。また、アペンタクルに返済する必要があるのでしょうか。

ワイドからの借入は社名が変わったアペンタクルに返済する必要がある

株式会社ワイドからの融資で返済できていない借入は、社名が変更されたアペンタクルという消費者金融へ返済しなければなりません。また、過去にワイドへ返済した分で過払いになっている場合は、アペンタクルに請求できます。

ワイドは以前アイフルの傘下にありましたが2009年9月にネオラインキャピタルの子会社になりましたが、その年の11月に現在のアペンタクルに社名が変更されています。この情報が利用者に周知されていないため、利用者の中には社名が変更されたことを知らず、アペンタクルからの取り立ての催促に驚かれる方が少なくないのです。

事業がアペンタクルに引き継がれていますので、ワイドの債権は同社が保有することになるため、利用者が以前ワイドから借りて返済できていないお金は当然アペンタクルに返済されるものなのです。事業の譲渡や社名の変更があったにせよ、支払いを滞らせておくと利息の増大や信用度の悪化をまねくので返済を早期に再開する必要があります。

また、一方でワイドの時代に返済していた分の利息が過大なものとなっていた場合には、これも当然アペンタクルにその過払い請求を行うことができるわけです。ワイドという社名がなくなってもその債権と債務をアペンタクルは引き継いでいますので、過払い請求へ対応する義務も負っているわけです。

利用者としては、過去の支払い明細などの事実をもとに正しい返済を進めるとともに、過払い請求などに関しては法律の専門家などと相談して対応していくことが重要となりそうです。

株式会社ワイドの消費者金融アペンタクルは大手の子会社なんです

株式会社ワイドと消費者金融アペンタクルを知っていますか?たぶん知らない人が多いと思います。株式会社ワイドも消費者金融アペンタクルも怪しげな闇金まがいの会社ではありません。

実は、株式会社ワイドは、あのテレビのCMで有名な大手の消費者金融の子会社なのです。そして、現在は株式会社ワイドはアペンタクルと名前を変えているようであり、消費者金融アペンタクルは株式会社ワイドなのです。

このように説明されれば株式会社ワイドも消費者金融アペンタクルもきしんとした正規の消費者金融であることが理解できますよね。そして、大手の消費者金融の子会社であることから、かつての株式会社ワイドも現在の消費者金融アペンタクルもそれなりのメリットがあるのです。

たとえば、株式会社ワイド、あるいは消費者金融アペンタクルのカードを親会社である大手消費者金融のATMで使えることなのです。大手消費者金融ですから借入れができるATMはたくさんありますので、聞き慣れない株式会社ワイドでも、それらのATMを利用できるメリットは大きいと思います。

しかも、返済や借入れ、また残高照会まで手数料が無料でできることも見逃せないメリットと言えるでしょう。一方、現在でも元株式会社ワイドの消費者金融アペンタクルが営業しているかどうかについては口コミ情報が少ないことから定かではないのです。

が、とある口コミ情報によれば、2010年6月の貸金業法の改正と総量規制の導入に伴い、その影響をかなり受けたみたいであり、現在は業務を縮小して貸付業務は止まっているようで、新たな融資はしていないみたいなのです。

また、現在行っている業務は、返済のみとなっているようです。消費者金融アペンタクルが現在利用できないのは残念と感じます。加えて、現在株式会社ワイドおよび消費者金融アペンタクルは、過払い請求の対応に注力しているようであり、この問題がきちんと解決すれば再び業務を再開することも十分に考えられるのではないでしょうか。

それゆえ、現在は静観する以外に策はないようです。

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