高品質の野菜と作り置きしない調理法が人気の「モスバーガー」のインドネシア一号店が二十二日、中央ジャカルタのプラザ・スナヤン三階にオープンした。店先には開店二十分前から女性客十数人が列を作るなど、早くもにぎわいを見せている。
「インドネシアに出来るのを楽しみにしていた」と開店前の列に並ぶフレッシーさん(二一)。「八歳まで暮らした日本で食べた味が忘れられず、シンガポールに行っても毎回モスバーガーを食べていた。特にテリヤキバーガーが好き。米系ハンバーガーチェーンのものとはソースが全然違う」と笑顔を浮かべた。
看板メニューの「モスバーガー」とご飯で具を挟んだ「焼肉ライスバーガー」を食べたディアさん(二四)は「フレッシュでおいしい。アメリカのハンバーガーは味がくどいけど、この日本のハンバーガーは肉の味が濃くなくていい。ライスバーガーもユニーク。私はインドネシア人なのでお米が好き」と話した。
モスバーガーを展開するモスフードサービス社(本社・東京)の現地事業会社、モグ・インドネシア社の市原和雄社長は開店にあたり「これまでのファストフードとはひと味違う日本のハンバーガーのおいしさをアピールしたい」と抱負を語る。
モスフード本社の山口伸二・海外事業部長は「トマトやレタスをはじめ、野菜はすべて中部ジャワ州レンバンの高原野菜を使うなど、品質にこだわった。台湾やシンガポールで培った豊富な海外展開の経験を生かし、インドネシアでも一年後にはオリジナルメニューを発売したい」と述べた。
座席数は約百席。今後一年間でジャカルタ市内の主なショッピング・モールに五店の出店を計画している。
営業時間は午前十時─午後十時まで。年中無休。
テープカットを行う市原社長(左から2人目)
と山口海外事業部長(同4人目)ら


